「月刊宝島」「CUTiE(キューティ)」が休刊!最終号が発売に!
宝島社から「月刊宝島」「CUTiE」の2誌の休刊のお知らせが発表されたのは7月29日。
新聞各紙によると、休刊の理由は、9月から新しい事業年度を迎えるにあたり、雑誌の選択と集中を行った結果、伸び悩んでいた部数から大きな成長は見込めないとの判断によるもの。
今後はブランドやコンテンツを生かし、ムック本の発行や、企業や自治体の商品開発に力を入れていくとのこと。「月刊宝島」は10月号(8/25発売)、女性ファッション誌「CUTiE」は9月号(8/11発売)の号が最終号に。
「月刊宝島」は1974年6月の創刊から41年間、「CUTiE」は1989年9月創刊から26年間刊行。評論家の植草甚一さんらが編集に携わっていた創刊初期の「宝島」は、若者文化やサブカルチャーを牽引、ストリートファッションブームの火付け役のひとつであり、今回同時に休刊が発表された「CUTiE」も、実は「月刊宝島」の企画からのスピンオフにより誕生しています。
最終号の“CUTiE休刊のお知らせ”にも記されているように、当時他の誰かから『可愛く見える』『いい子』に見えるという基準だったおしゃれを、『自分のため』『自分が楽しくなるために』に、変えてみよう!というインパクトあるメッセージやスピリットは、「SPRiNG(スプリング)」「mini(ミニ)」「sweet(スウィート)」「InRed(インレッド)」「リンネル」へと形を変えながら広げてきており、「CUTiE」はその役割を果たし、世の中への次なるインパクトを模索しながら、『これからしばらく休みを取らせてもらいます。』と結んでいます。
…異なる形態での再会等が可能性としては大きいところでしょうか?期待しています。
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近年では、読者の雑誌離れや少子化やデジタル化の問題等から、休刊雑誌は増加傾向…厳しい状況が続いています。
その中で「小悪魔ageha」(発行:ダナリーデラックス)、発売:ネコ・パブリッシング)の4月18日の復刊(当面は隔月刊行)は驚きのNEWSでした。ファン層が明確だったことがプラスに作用しての復刊であり、最近ではファン層の業界の低迷もささやかれ、まだまだ予断を許さない状況ではありますが、何はともあれ、復刊を果たした!という事実はすごいと思います。
**「小悪魔ageha」は、発行元のインフォレストの倒産により2014年4月をもって休刊、同年12月に主婦の友社のムックとして「小悪魔agehaメモリアルBOOK」(発行:ダナリーデラックス)を1号限定で復刊。
**「小悪魔ageha」の公式サイトへはこちらから。
==2015.8.25==
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